前回借りたときに気持ちいいくらい爆睡してしまったため再観賞。同じところ(飛ぶ柱が建物に刺さった後に延々続くバスビー・バークレー風レビューシーン)でまた寝そうになったが、なんとか最後まで観た。中盤まではそこそこおもろかったが、後半はクソつまらない。誤って死刑にされた男(丹波哲郎)が現実世界の人間に乗り移り、護送車を運転する下りはかなり気合が入ってる。護送車が八百屋に突っ込み、沢山のフルーツが空を舞うショットが結構いい。
丹波哲郎が天国に来てからのレビューシーンはかなり気合が入っている。バスビー・バークレーにここまでオマージュを捧げ、本気で再現した邦画って本作くらいではないか？白い服を着た人々が大勢移動するだけでもかなりすごい。そういった意味では評価したい作品ではある。
ただ、天国を旅しているときに流れているあの曲はちょっと世界観ぶち壊しじゃないか？大人の事情があるにしてもあれは酷い。おもんなそうなアニメのアニソンみたい。後半に関してはマジでつまらないからもう忘れた。俺も死んだら丹波哲郎に会えるのかな…？
