薔薇のスタビスキーの祐のレビュー・感想・評価

フランス政財界を揺るがした　実際の事件を元にした詐欺師の物語

ジャン・ポール・ベルモント主役の作品と言えば　コメディが多いが　シリアスな内容で実話ベースとは言え　何かしら期待をして鑑賞してしまう
悪役を演じる彼は珍しいが　その中にも人間味があって良かった

30年代初頭のフランス　野心家な実業家スタビスキーは詐欺まがいな行為で大金を稼いでいた
政財界の大物と親交があり貴族よりも優雅な生活を送っていたのだが　当局の調べで国外へ逃亡する羽目になる

『人生に起こる出来事で　
老いは最も予期せぬもの』

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