逃げるし恥だし役立たず

最後の戦いの逃げるし恥だし役立たずのレビュー・感想・評価

最後の戦い(1983年製作の映画)
4.0
リュック・ベッソンの作品の中では本作はダントツであり"最後の戦い"ではなく"最高の戦い"である。傑作。予算が無かったせいか無駄な演出が全くない。音や色さえも省いている。サイレント&モノクロの中で一人の女性をめぐり男達が戦い続ける。
訳知り顔で昔のベッソンを語っているのではない。本作は当時24歳のベッソンの作品である。才能ある青年が金と引き換えに才能を無くした。故に今のベッソンが残念にならない。