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第9地区のkazu1961のレビュー・感想・評価

第9地区(2009年製作の映画)
4.0
▪️JPTitle :「第9地区」
ORTitle:「District 9」
▪️First Release Year : 2009
▪️JP Release Date : 2010/04/10
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-397 再鑑賞
🕰Running Time : 111分
▪️Director : ニール・ブロムカンプ
▪️Writer : ニール・ブロムカンプ、テリー・タッチェル
▪️MusicD : クリントン・ショーター
▪️Cast : シャールト・コプリー
▪️#死ぬまでに観たい映画1001本 433/1001

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••
🖋続編の『第10地区』が制作着手されたようです。こちらも楽しみですよね。本作のストーリー展開自体に本来なら3年後に次の動きが予測されていましたもんね。

🖋本作はとにかくその舞台と場面設定、テーマが秀逸です。舞台は南アフリカ共和国、エイリアンを黒人に見立てアパルテヘイト政策を痛烈に批判しつつ、格差の拡大や難民問題などの世界情勢を先取りしていた部分では賞賛に値します。そして、ドュメンタリータッチでSF要素を盛り込んだハイブリッドエンターテインメント作品です。主人公が人間とエイリアンのハイブリッドになっていくことも重ねて合わせながらその構成も素晴らしいと思います。そしてエンディングも秀逸!!

🖋本作、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソンが製作を担当し、監督と脚本家としてデビューを飾ったのは当時新人のニール・ブロンカンプ。俳優たちも無名ながらも迫真の演技を披露しています。ドキュメンタリータッチで制作した作品ならではの臨場感が素晴らしいですね。第82回アカデミー賞において、作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞の4部門にノミネートされました。

😳物語は。。。
ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如南アフリカ上空に姿を現します。攻撃もしてこない彼らと人間は、共同生活をすることに。彼らが最初に出現してから28年後、共同居住地区である第9区のスラム化により、超国家機関MNUは難民の強制収容所移住計画を立てるのですが。。。

▪️Overview (映画. comより)
南アフリカ出身の新鋭ニール・ブロムカンプ監督が、05年製作の自作短編「Alive in Joburg」を長編として作り直したSFアクションドラマ。1982年、南アフリカ上空に突如UFOが飛来。政府は不気味な容姿をした異星人を難民として受け入れるが、やがて彼らの特別居住区「第9地区」はスラムと化す。2010年、難民のさらなる人口増加を懸念した超国家機関MNUは難民を「第10地区」に移動させる計画を立てる。製作は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。
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