いたがきます

第9地区のいたがきますのネタバレレビュー・内容・結末

第9地区(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

【長文の割に中身薄いので読まなくていいです】

中学生のときに英語の先生が紹介してくれた映画だったが、機会がなく、なんと9年越しに鑑賞。いや、授業中に中学生にオススメすんなや笑笑



「いや、シリアルキラーに特殊部隊の隊長が務まるかい笑」「え、その搭乗型の兵器を動かしてる燃料は使えないん?」「腕は一気に変わったのに、右腕とか他は全然変わんないんだな」等々支離滅裂。(その殆どはメタファーだったり視点を切り替えるための装置だったりなので、そもそもストーリーや設定はこの映画の主軸ではない)
また日本は難民問題が身近でない国なので、映画の主軸をグッと引き寄せて鑑賞することが出来なかった。悔しいですね。

でもきっと「難民は何をするか分からない」「はなから交流なんてできやしない」「難民はスラム街の中でギャングと麻薬に頼るしかなくなっていく」といった難民問題の肌感を理解することができたのはすごく良かったです。
SFなのにドキュメンタリー調というところで、斬新かつメタメタな映画でした。よかったです。
それから、「クリストファーが息子に「故郷ではなく、このテントに住むんだよ」と教えていたシーン」や、「ヴィカスが振り返ってクリストファーを助けに行ったとこあたりで目が変身し、エイリアンと人間の2つの視点で世界を見るようになる」ところは印象に残りました。

が、やはりところどころ支離滅裂だったり「いや、ストーリー進めるために無理な展開になっとるやん」というのはあったので、ほんとは4点付けたいですが、マイナス0.3させていただきます。
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