このレビューはネタバレを含みます
第9地区、この映画を観るタイミングが悪かったです。
この映画は地球に難民としてやってきたエイリアンと、それを抑圧する人類の対立をドキュメンタリー風に描いた作品です。
映像技術はもちろん、内容もとても面白かったです。主人公は人間社会で生きてきて半分エイリアンを見下していた部分はあったと思います。しかしエイリアン化してしまい段々とエビになるに連れて、エビちゃん達の事情や目的が分かるようになって、
エビちゃん達の気持を理解して、元に戻るために必死に頑張って、もうとにかく主人公は英雄だと思います。
最後の指輪的なのを見ていたのは主人公?か分からないけど、とても切ない気持ちになりました。
そしてどうしてタイミングが悪かったというと、この作品を観たのが真夏の炎天下の中鑑賞したからです。クーラーなくて、めっちゃ暑い部屋な上に、エビ&ドックフードを食べているシーンは衝撃すぎて、気分が悪くなりマジで吐きそうになりました。
いったん中断して、休憩して観ました。
当時高校生の僕には刺激が強すぎました。
自分がエビになった事を想像して、どう行動するかを考えると、エビになりたくなさすぎて、自害するかもしれないと思いました。