鍋レモン

第9地区の鍋レモンのレビュー・感想・評価

第9地区(2009年製作の映画)
3.5
⚪概要
南アフリカに銀河の彼方から難民として現れたエイリアンの集団と、それを抑圧する人間たちの対立を、エイリアンの物質に触れて自らもエイリアンと化してゆく一人の男の視線から描いたドキュメンタリータッチのSF作品。

⚪感想
よくあるエイリアンの映画とは違って、エイリアンは「エビ」と呼ばれて差別されてるし、弱者のような扱い。
違った視点で描かれているから考えさせられるところもある。

エイリアンたちは気持ち悪くてグロいけど、なぜか可愛くていいやつだった。
人間の方が傲慢で醜かった気が。
主人公は自業自得で手のひら返しが凄い嫌な奴って思ってしまう。

ドキュメンタリー風の映像となかなか風刺の聞いた内容が好き。

ラストはなんか切ないけど良い。

こういう違った視点だったり新しく新鮮な作品をもっと観たい。

⚪鑑賞
地上波で鑑賞。
鍋レモン

鍋レモン