歩く肉

放浪の画家 ピロスマニの歩く肉のネタバレレビュー・内容・結末

放浪の画家 ピロスマニ(1969年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

色の組み合わせ、コントラスト、構図など、確かにピロスマニの絵画が動いているようで、画としては完璧だし、グルジア文化(結婚式やグルジア正教の復活祭など)を知る作品としての価値は高いと思うけれど、全体的に語り口が平坦で映画としての求心力に欠けて、物足りなさを感じた。

旧ソ連圏の映画は、映像として優れた作品がたくさんあるので、映像美以外で、何か映画としてもっと惹きつけられる要素は欲しかったな。
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