舞台の終わりで結婚して『めでたし、めでたし』の後が地獄のはじまりなのよっておばあさんが話していたけどきっとこの話もそうなんだろうな...
ギトリが翻弄されすぎて、空回ってるくせに、手口は巧妙な詐欺師…
ドラマが展開するのは室内、俳優の全身を捉える長回し。ほとんど舞台劇のような作りだけど、ギトリの映画には、これぞ映画だという瞬間がある。それは、長回しのショットを切り替えるタイミング、高速のパン、俳優…
>>続きを読むシリアスにしようと思えばいくらでもできそうなテーマを軽く明るく爽やかに。『エストラパード街』にも似た軽快さ。鑑賞時にどんなに落ち込んでても「ふっ」と声が出る、知的なコミカル。フランス映画に馴染みがな…
>>続きを読む【詳述は、『とらんぷ譚』欄で】映画と演劇の粋、存分語り(合い)芸とカメラワーク·カッティング魔術、既定周到と偶然機転、不貞の社会罷り歩き、汎ゆる意味で、この分野とこの作家の代表作に相応しい。やはり見…
>>続きを読むサッシャ・ギトリ初挑戦。
先にレビューなさった方々がすでに言っているように、セリフ量が途轍もなく、面白い面白くないはさておき、とにかく新鮮に感じた。
ここまでのセリフの濁流を味わう映画体験は本当に数…