『ブラック・ライダー』
Buck and the Preacher
1972 USA
「こんな国はもう嫌。戦争をしても何も変わらなかった。自由になっても馬もラバもくれなかった。大地に悪意が染み付い…
自由を求めて移住する黒人の案内人と、行きがかりで手助けすること事になった牧師(?)のバディ系西部劇。
黒人の移住を阻止しようとする白人グループと対決。
黒人名優シドニー・ポワチェ初監督作品。白人…
南北戦争後、自由になった黒人達を元の地に戻そう(奴隷に戻そうと)と、白人のアウトローグループが襲ってくる。そこに黒人の用心棒?道先案内人?の主人公がいるのだが...。ネイティブアメリカンからしたら黒…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
南北戦争が終わったばかりのアメリカ西部。南部から自由を求めて移住する黒人たちは、彼らを連れ戻そうとする白人集団に何度となく襲われる日々。西部への移住をガイドするバック(シドニー・ポワチエ)のお話。
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そいや最近ハリー・ベラフォンテが亡くなったということでしたね。同じく黒人俳優の先駆者的なシドニー・ポワチエが監督も務めて、人種差別のテーマを西部劇に置き換えた、よく見れば今でもなかなかにしてインパク…
>>続きを読むディシェイ率いる、無法者の一味がいる限り、黒人の移民達は、安住の地に行くことはできない
対決は必至だった
まさかの銀行強盗で、移民達は活路を開けたが、バック達はお尋ね者になり、自由を求めて旅立つ
口…
シドニー・ポワチエの主演、監督作品なので、
何となく、シドニー・ポワチエ的、正義の方向に向かうのかな?
ト、思っていたら、さにあらず、
馬泥棒はするわ、銀行強盗はするわで、
主人公のシドニー・ポワチ…
一貫して人種差別がテーマです。
ただなんとなくゆるい。
ゆるいし派手ではない分、当時の生活にあるような、現実的で生々しい差別を感じました個人的には。
あとは↓みたいなことをぼんやり考えました。
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