ブラック・ライダーのJumblesoulのレビュー・感想・評価

シドニー・ポワチエの監督、主演による西部劇。バージル・ティッブス刑事がガンマンの格好で活躍しているような、妙な錯覚を感じる。
虐待されている黒人仲間のためには銀行強盗もするというアンチ・ヒーローぶりだけど、ポワチエは元々真面目人間キャラが強くてピンとこないとろもあった。
その主役のポワチエを食うほどの怪演ぶりを見せてくれるがインチキ伝道師役のハリー・ベラフォンテで、本業の歌手のイメージからは程遠い、髭面のワイルドなキャラが良かった。