1972年”Buck and the Preacher”。南北戦争後、開放されたはずの黒人たちを農場に戻そうとする白人軍団と、逃し屋バックの戦い。原題からもわかる通り、マカロニを意識した対決の西部劇。”血しぶきが飛ばないタランティーノの新作”の趣き。前半、口琴のビヨーン音が多くてイラッとするが、ブルースハープになってきて落ち着く。製作もしてるベラフォンテ、二度見演技を気に入ってるらしく、何回か使う。オレンジシャツや青い上着など色使い素敵。銀行強盗は70年代クライムサスペンスの間合い。ポアチエ演じるバックの二丁ライフルかっこいい。