もちお

ブラック・ライダーのもちおのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ライダー(1971年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

 初鑑賞です。
 字幕版です。

 原題のとおり、バックと牧師のバディ物として良かったです。
 一方、モヤモヤするところもありました。

①印象的なところ
・牧師
 あの少年の死を経て、変化する姿が印象的でした。
 また、よくしゃべる人でした。
 一方、母親との過去が悲しかったです。
 そして、聖書から銃を出した時に驚きました。

・手段を選ばないバック
 牧師から馬を奪った時は、どうなのかなと思いました。
 ただ、最後まで観た上で振り返ると、バックの行動としては自然だったのかなと。
 どんな手段を使っても、仲間たちを守るという強い意思を感じました。
 ただ、銀行強盗はやり過ぎだと思います(後述します)。

・黒人たちが襲われる場面
 酷かったです。
 気分が悪くなりました。

・敵のリーダーであるディシェイが中盤で死亡
 終盤でバックたちと対決すると予想していたので、びっくりしました。
 「この後はどうなるの!?」と思いました。

・保安官
 黒人を連れ戻そうとする白人が描かれる一方で、移動の自由を認める白人の保安官も登場しました。
 この保安官が登場することで、バランスが取れていたと思います。

②モヤモヤしたところ
・銀行強盗
 窮地に追い込まれたとはいえ、やり過ぎかなと思いました。
 一線を越えたなと。
 しかしながら、バックと牧師は最終的に助かります。
 個人的には、バックと牧師がしっかり責任を取る結末にしてほしかったです。
 モヤモヤしました。

・先住民の加勢
 先住民が最後に加勢してくれるのですが……
 盛り上がらなくもないのですが、私には合わなかったです。
 共通の敵に対処するのはわかるのですが、先住民たちの戦いではないわけで。
 先住民たちが「加勢はしない。」と何度も強調していたので、余計に気になりました。

③まとめ
 モヤモヤしたところがありますが、好きなところもあります。
 観て良かったです🙇
もちお

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