Jumblesoul

令嬢ジュリーのJumblesoulのレビュー・感想・評価

令嬢ジュリー(1951年製作の映画)
3.0
1951年のカンヌ映画祭バルムドール受賞作品。自立主義の女性である母親に翻弄される、不幸な貴族令嬢の話。
戯曲の映画という事で、キャストやスタッフの多くがスウェーデンの王室演劇場出身。役名の無い馬丁役で、無名時代のマックス・フォン・シドーが出ている。
冒頭からやたら出演者の顔アップが多い辺り、やはりベルイマン監督作品を思い出してしまう。北欧の風景の撮り方なども同じテイスト。
キャストでは、主役ジュリー役アニタ・ヴィヨルクの眼力がとにかく凄くて圧倒される。結末がありきたりなのが残念。
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