AkaiKitsune

「A」のAkaiKitsuneのレビュー・感想・評価

「A」(1998年製作の映画)
1.6
公安警察の人たちや宗教施設の近所の住人たち、一橋大学の当時の学生たちまで、みんな顔出しでモザイクなしなんだけど、ちゃんと全員の許諾がとれているのかが不安。明らかに隠し撮りのパートも多く使用されていて、ある意味これも取材の自由という名の暴力なのでは…

指導者と数名の実行部隊が行った殺人行為によって、教団のすべての信者ひとりひとりに対して、人権を無視するようなヒステリックな迫害が、マスコミや警察を中心に、大衆を巻き込んで行われていたことがよくわかる。

森監督の最新作の「福田村事件」と同じテーマが描かれていると感じた。
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