ずっと気になっていたドキュメンタリーでAmazonプライムで作品を漁っていたところ発見したので鑑賞。
麻原彰晃が捕まったあとのオウム真理教のリアルな姿を捉えていてとても見応えがあるドキュメンタリーでした。
オウム真理教は確かに様々な事件を引き起こしたため、市民たちが糾弾するのはとてもよくわかるけど、それらを実行したのはトップの人間たちで、本作で映る人たちはあくまで教えに共感して入教しただけで果たして所属しているから悪いのか一概に決められないなと思いました。
相手の立場になってみないとわからないということを実感できました。
世間からのバッシングはすごいし、取材の仕方も強引で当時のオウムに対する風当たりは相当なものだったことがわかりました。
警察とのトラブルでオウムの信者が、確実に警察が悪いのに難癖をつけられ逮捕されるシーンは、生々しく緊迫感がヒシヒシと伝わってきました。
そしてこの映像が決め手で釈放されていて、ドキュメンタリー作品として凄いシーンを観ることができたと思いました。