やん

「A」のやんのレビュー・感想・評価

「A」(1998年製作の映画)
4.5
中立的な立場で当時のオウム内部から見たドキュメンタリー。勿論おこした一連の事件は悪。だがそれを超越した部分での人の善悪、生きるとは何かという強烈に突きつけられる。マスコミのあり方、国家権力の腐敗etc.。別の視点から見れば、当然別の見方がある。一方から見ていたらそれは当然対象の側面しか見ていないことになる。だからと言って多方面からみれば全体は見えるとしても、迫れるにしてもその本質を見れるわけではない。『A』...A=オウム真理教、A=麻原彰晃、 A=荒木広報副部長。改めて考える。もう生産中止になっていて正に幻の傑作になっています。レンタルもあまり無くて観れる機会が限られてますが、日本に生きる上で観ておくべき傑作だと思います。おすすめです!
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