アマゾンプライムで観賞。
ホアキン・フェニックスが俳優を辞め、ラッパーになろうとする姿を追ったドキュメンタリー映画……として発表されたが、実は俳優を辞めラッパーを目指していたのはこの映画の為のやらせだったと、後になって発覚。
珍品モキュメンタリー(疑似ドキュメンタリー)映画。
いかにもドキュメンタリーを装ったフィクションというのは時々あるけど、この作品の様に本当のドキュメンタリーだとされ発表し、しかも実在の俳優が役者廃業宣言をこの映画の為に嘘ついて発表というのは凄い。
最初の方に出てくる俳優仲間や、映画発表当初に映画を見た人は、本当に騙されていた訳だ。
確かに、そう思って見ると何かおかしいし、ドキュメンタリーにしては若干おかしなカメラワークもある。
ホアキン・フェニックスは他の作品では良い演技を見せてるけど、やはり変わり者だ。
監督はホアキンの義理の弟に当たるケイシー・アフレック。「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
ではあんな真面目な演技してたのに、こんなふざけた映画撮るんですね。
映画それ自体は、あまり面白くなかった。
珍品なだけに、珍味が好きな人はどうぞ。