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新・猿の惑星のkazu1961のレビュー・感想・評価

新・猿の惑星(1971年製作の映画)
3.8
▪️JP Title :「新・猿の惑星」
Original :「Escape from the Planet of the Apes」
▪️First Release Year : 1971
▪️JP Release Date : 1971/07/31
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-761 再鑑賞
🕰Running Time : 98分
▪️Director : ドン・テイラー
▪️Writer : ポール・デーン
▪️MusicD : ジェリー・ゴールドスミス
▪️Cast : ロディ・マクドウォール、キム・ハンター、ブラッドフォード・ディルマン、ナタリー・トランディ、エリック・ブリーデン
▪️Review
前作の『続・猿の惑星』のトンデモラストをうまく回収してさらにシリーズを続けるための起死回生の脚本でした。脚本家のポール・デーンは、コーネリアスとジーラを主人公に設定し、テイラーの宇宙船に乗り過去の地球にタイムスリップする物語を考え、結果として『猿の惑星』オリジナルシリーズ続編4作の中では最も高い評価を受けた作品を作ることに成功しました。『猿の惑星』ならぬ『人間の惑星』、過去にタイムスリップして、登場する猿もコーネリアスとジーラの2匹のみで、予算も大幅に削減されてにも関わらず、練りに練られた脚本でとても面白い作品になっています。そして、ラストも秀逸!!
今回は人間の世界が舞台になっており、マイノリティとマジョリティの立場が逆転しています。オリジナル・シリーズの折り返しにして転換点的な作品となっていてシリーズの中では必見の作品だと思います。
コーネリアスには第1作目のロディ・マクドウォールが復帰、ジーナはキム・ハンターが続投、二人のメイク越しに伝わってくる表情・感情の表現がとても素晴らしいですね。

物語は。。。
最終兵器で滅亡する未来の地球を脱出し、コーネリアス、ジーラら3匹の猿は、タイム・トラベルによって'70年代の地球へと到着。人間の言葉を話すため歓迎されていた彼らだったが、やがて未来社会を猿が支配すると知った人間達は。。。

▪️Overview
「猿の惑星」シリーズ第三作。製作はアーサー・P・ジャコブス、監督はドン・テイラー、脚本はポール・デーン、音楽はシェリー・ゴールドスミス、編集はマリオン・ロスマンが各々担当。出演は前ニ作にも出演したロディ・マクドウォールとキム・ハンター。ほかにブラッドフォード・ディルマン、ナタリー・トランディエリック・ブリーデン、ウィリアム・ウィンダム、サル・ミネオ、リカルド・モンタルバンなど。(引用:映画. com)
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