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ジンギスカンのucandoitのレビュー・感想・評価

ジンギスカン(1965年製作の映画)
3.5
ジンギスカン 1965年 ヘンリー・レヴィン監督

歴史を学ぶシリーズ19

800年前、軍事的天才が世界の半分を征服した。
バラバラの部族が中国やペルシャによって内戦を繰り返させられていたモンゴルを統一した部族長の息子テムジン(鉄の人、本当かな?)。彼の直系の親族により世界帝国になります。
アレキサンドロスやナポレオンに匹敵しますね。
ヴィジョンと人間力が半端では無い様です。
モンゴル人ぽい人が一人も出てこない不思議な映画ですが、それなりに楽しめました。
歴史的記述も殆ど無く伝聞の英雄チンギス・カン。伝説の一つだと思って鑑賞しました。


備忘録ネタバレ

騎馬民族で滅法戦に強い、男も女も全員馬に乗れる、
他部族の攻撃、メルキトの地、ジャムーカ(スティーブン・ボイド)、チンギス父親を八つ裂き、西遼に付いていた人でチンギスのライバル、優れた武人だった様だ、
首枷を付けられる、親切な娘ポルテイ(フランソワーズ・ドルレアック)、ジェムーカの婚約者、
逃亡、ギーンが探しに来る、センガル(ウディ・ストロードは「スパルタカス」のトラバ)が手下になる、最小の族長、イエスガイ(お父さんの名前のはず)、
ペルシャと中国に挟まれた不毛の土地、部族間の争い、
忍び込み捕虜達を解放、馬も奪う、20人くらいに、
モスレムのホラムズ王の休戦協定を無視して隊商を襲う、女奴隷の中に旧知のカトケ(育ててくれた)、皆解放して仲間に入れる
ボルテをジェムーカの元からさらう、
挑発でもある
ボルテの兄弟達を招くが後を付けられる、奪い返される、強姦、妊娠、奪い返す、
東に向かう、先進国、学びたい、
中国のインド大使カム・リンに出会う、馬車を直してあげる、200人に膨らんでいる、一緒に東へ、途中で男児を出産、自分の子だと言い張る、ヨキ、
万里の長城、鏡を使う連絡法に驚く
皇帝(刑事子ジャックの人)に謁見、モンゴル同士に争わせるのが都合良い
同じ騎馬民族である女真族の金王朝ですね、モンゴルに滅ぼされる事になる
この時点では捕虜同然
ジャムーカ率いる満洲族の侵攻(満州でなく西陵かな)、皇帝は文化にしか興味ない、
満州討伐、妻子を人質に資金を与える皇帝、皇帝の末娘が褒美、スボタイ、
ジャムーカを捕らえ首枷、
征服王ジンギスカンと命名される
火薬に興味
モンゴルに帰りたい、ダメだと言う皇帝
自分達は豊かだが弱い、
ジャムーカに暗殺させるプラン
隙を見て逃げるジャムーカ、
花火、爆破して逃亡、カムリンを参謀に、中国侵攻を進言
中国はジェバイ、スボダイがロシア、カサーがインドを攻撃、ウズベキスタンのサマルカンド、ペルシャ、
ジャムーカを倒す事を進言するスボダイ、人間が大きいジンギスカン、
黄河以北の中国を領土に、ウラルを超えロシアに、インド、サマルカンド、プラハ、サマルカンド(ウズベキスタン)のホラズムに迫る、味方するジャムーカ、
メルキト、ホラムズ連合軍と決戦、好戦的でないホラムズ、モンゴル同士に闘わせたかった、
話し合いの使者カムリン、自分が人質に、
和平提案の答えはカムリンの遺体
激突、大砲攻撃、シャーは退却 
一騎討ちを望むジャムーカだが破れる
メルキト軍合流
後を託してこの世を去る
息子達はハンガリーまで攻め込み、エジプトを脅かし、孫の一人はムガール帝国を築き(血縁ではあるらしいが、それは無いのでは)、もう一人の孫は元の皇帝フビライカーン(カンの中のカン)、モンゴル帝国の人口は世界の半分、ジンギスカンのイマジネーションが生んだ帝国、
すごいですね、でも天才が作った国はそうは長持ちはしません
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