Omizu

再会の時のOmizuのレビュー・感想・評価

再会の時(1983年製作の映画)
2.5
【第56回アカデミー賞 作品賞他全3部門ノミネート】
ローレンス・カスダン繋がりということで鑑賞。アカデミー賞では作品賞、助演女優賞(グレン・クローズ)、脚本賞にノミネートされた。

マジで一ミリも面白さを感じなかった。GGやBAFTAでも脚本賞にノミネートされているが、そんなに上手いかこれ。カスダンの名前だけで入れてない?

大学時代学生運動をともにした仲間たちのうち、一人が自殺したことで集まるが…という物語。

仲間内での恋愛関係や人間関係に興味を持てず。群像劇ではあるのだがそれぞれに深みが足りない。終始どうでもいいとしか思えず。

唯一演技賞にノミネートされているグレン・クローズはもちろん素晴らしいのだが、それなら他の人もノミネートしてあげればいいのに。突出してクローズがいいかと言われると…それこそ旬の女優だから、というだけでは?

音楽の使い方がダサいなというのも気になった。盛り上げるときにバーンと音楽が鳴り出すのがベタすぎる。

ローレンス・カスダン、脚本家としては優れているが監督として優れているとは思えない。深みに欠ける一作だった。
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