チャールトン・ヘストンの逞しい肉体美を披露するかのようなシーン多目。高身長ですもん、モテ男ですね。
でも、たった1人?生き残っている化学者には到底見えない…。
それと、だーれもいない街中で変な車の運転するのが謎。いや、もう嫌になってしまって、死んでもいーやくらいの気持ちの表れなのかもしれません。
変異した人類はまるで吸血鬼ですね。しかし、政治的、宗教的プロパガンダに扇動される彼らにシニカルな意図も垣間見えるのです。
シナイ山とか、とても宗教的ワードが散りばめられており、登場人物たちは自分たちがディストピアからエデンへ行く事を夢見ているのだと直接的に訴えます。
ツッコミどころはたくさんあるんですけど、このラスト、嫌いじゃないです。
帽子を置いていくシーンもおセンチでなく、良いと思いました。