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トラック野郎 一番星北へ帰るのkazu1961のレビュー・感想・評価

3.4
▪️Film Diary
🖋本年鑑賞数 :2021-414 再鑑賞
🖋#死ぬまでに観たい映画1001本 ※※※/1001

🖋 こそっと、松下家の子供たちは、本作から総入れ替え。このままシリーズ最後までこの子供たちなんですね。そして今回のマドンナははじめての未亡人、そしてきらめく星がなかったり今までにない展開が多い作品です。そういえばオープニングもエンディングも主題歌がなかったですね。

🖋シリーズ第8作、前述のように色々と変えようとしてるのですが、残念ながらそろそろマンネリ感が否めなくなってきました。そう意味では最後まで飽きずに観させた寅さんこと『男はつらいよ』シリーズは50作目まで飽きさせなかったのは凄いことですよね!!やっぱり構成が全く変わらないからでしょうか。。。でもその時々の出演者やエピソードの背景がその時代にそって描かれているのはノスタルジーを持って何も考えずに観れますね。そのことはポイント高いですね。

🖋本作、八代目マドンナに大谷直子、アメリカ帰りのコンボイ野郎に黒沢年男が扮してアメリカ製巨大45tトラックを駆るほか、新沼謙治、嵐寛寿郎、田中邦衛ら個性豊かな共演陣が集まっています。クライマックスの桃次郎のデコトラと巨大なコンボイ、そしてパトカー軍団が爆走を繰り広げのは見どころ充分ですね!!

🖋1975年から5年間、正月とお盆の年2回公開、『寅さん』(松竹)VS『トラック野郎』(東映)のトラトラ対決で楽しませてくれたシリーズです。共に昭和の人情とマドンナとの失恋をテーマにした所は同じですが、“静の人情”の寅さんと“動の人情”の星桃次郎は対極的でした。でも最後はじんわり泣かせてくれるのは同じでしたね!!

🖋『トラック野郎』シリーズは、ド派手な装飾のトラックが日本全国津々浦々駆け巡り、主人公・一番星こと星桃次郎に菅原文太、相棒・やもめのジョナサンこと松下金造に愛川欽也が扮し、その2人が、その回毎のライバル、マドンナと共に巻き起こす昭和の喜劇と活劇と哀愁が満載のシリーズです。鮮明にある記憶として、本シリーズの大ヒットで、車体を電飾で飾り、ペイントを施して走るアートトラック(デコトラ)が実際に多く走行しましたし、高速道路で良く目にしました。私も主人公・星桃次郎が乗るトラック「一番星号」のプラモデルを持ってました(笑)。

🖋マドンナ&ライバル
・マドンナ 大谷直子 28歳
・ライバル 黒沢年男 Big99

😊物語は。。。
晩秋、青森からの輸送をおえた桃次郎は、ジョナサンの女房、君江の計らいで、お見合をしますが、見合の相手と付き添いの子づれ未亡人を取りちがえてしまいます。例の早トチリに始まったことだが、一番星はそれからというもの、この美亡人、北見静代に一目惚れ。そんなことで、静代のいるみちのく通いが多くなった一番星は、アメリカ帰りのコンボイ野郎、九十九譲次という新しい強力なライパルに出喰わすことに。一方、お人好しのジョナサンは、人身事故を起した仲間が賠償金返済のために金を借りたサラ金の保証人になり。。。

▪️Database
🎥邦題 :『トラック野郎 一番星北へ帰る』
原題(英題):※※※
🎥製作国 :日本
🎥初公開 :1978
日本公開 :1978/12/23
🎥上映時間 :110分
🎥受賞 :※※※
🎥監督(製作): 鈴木則文
脚本 : 鈴木則文、中島信昭、掛札昌裕
原作 : ※※※
音楽 : 木下忠司
出演(声優): 菅原文太、愛川欽也、春川ますみ、せんだみつお、大谷直子、黒沢年男、田中邦衛、舟倉たまき、新沼謙治、谷村昌彦、嵐寛寿郎

▪️Overview (映画. comより)
シリーズ第八作目の今回はマドンナに大谷直子を迎え、アメリカ帰りのコンボイ野郎に黒沢年男が扮して脇をかためている。脚本は「多羅尾伴内 鬼面村の惨劇」の掛札昌裕、「トラック野郎 突撃一番星」の中島信昭、同作を監督した鈴木則文の共同執筆、監督も同作の鈴木則文、撮影は「宇宙からのメッセージ MESSAGE_from_SPACE」の中島徹がそれぞれ担当している。
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