このレビューはネタバレを含みます
終始よく分からない映画だった。
ゲイの世界を描きたいのか、貧困を描きたいのか
突発性過眠症を描きたいのか
どれも中途半端な印象を受けた。
結局は親ガチャかと……
焚き火の告白のシーンが1番印象に残った。
炎の揺らめきとあいまって告白の際のマイクの心の揺れ動く心情がより表現されている。
また、何となく始めた男娼が本気になっていくのと、あくまで遊びの二人の考え方の対比がこの焚き火から広がっていく気がする。
スコットとカルミアのセックスシーンは突如静止画もどきになるが、微妙に動いているのが明らかに分かるので、
企画物のAVかと思い失笑してしまう。
特別なにか起こる訳もなく、淡々と流れていく時間に正直退屈してしまった。