久しぶりに再鑑賞。私の個人的ベスト映画のひとつ。隠しきれない哀愁を眼にたたえたマイクと、長い手足を持て余すように動き回るスコット。リバーもキアヌも超はまり役ですね。みているうちにどうしてもマイクに感情移入して、後半は『スコット！どうして！』と思ってしまいます…が、これが現実か。マイクにとっては(抜け出せない)現実である世界は、スコットにとっては片足を乗せてスリルを楽しんだだけの危ない橋だったんでしょうか。最後に眠るマイクを拾った人物がスコットだと思ったのは、私の願望を写しただけだったのかもしれません…
