昔神戸に住んでた頃、職場の近くで撮影が行われていて、話題になっていた作品。 やっと見られたわ。
小西真奈美ちゃんが働いてるの、旧居留地の高砂ビルだ！
てっきり死神金城武と人間小西真奈美ちゃんの物語だと思っていたから…あれれ？
となったけど、不思議な雰囲気で楽しく見られた。これたぶん伊坂幸太郎の原作がすごく良いんだろうなあ…。
そう、死ぬことは特別なことじゃない、なんてよく言うけど、やっぱり特別なことだよ。死ぬことも、死なれることも。
全編が雨の映画ってのも良いですね。
小西真奈美ちゃんの幸薄そうな感じは、とても良かったです。金城武の天然ぽいのもよく似合ってました。
神戸では高砂ビルと、モトコーや中央市場、ハーバーランドのはね橋が映っていました。懐かしい。すぐにわかるよ。
中央市場は、建て直されて無くなってしまった古い方の市場だ（ここで最後に『クローズZERO』の撮影をした）。
映画はこうして、古い懐かしい風景が、いつまでも残るから良いですね。
↓以下ネタバレ
↓
ただ
クレーム処理係の地味っ子小西真奈美ちゃんの未来が、美容師富司純子ってのは、さすがに無理があるのでは…（笑）
言葉づかいも変わってるし……
で、他の方のレビュー見て知ったんですけど、ん？小西真奈美ちゃんパートは80年代なの？現代に見えたなあ…そう言われてみれば同僚がバブルぽかった気も？
なるほど過去、現在、未来なのか。
どっちかっつーと光石研の話の方が80年代ぽかったな（笑）
ま、不思議な世界観の映画だったからそれもすべてよしってことで。
わたしの周りにもどこかに死神がいるのかね。
