ロマコメやファンタジー、コメディが人気を博した1980年代、90年代って心が潤う映画が多い。
この時代のコメディはほとんどハズレがない。
この『ミクロキッズ』もまた夢に溢れた、笑える冒険物語だ。
懐かしいという言葉がまずは出てくる。
小学生のころ、学級の自由時間に先生が教室で流してくれたのを思い出す。
ミクロになれる装置を開発したお父さんが留守中に、子供たちがミクロになってしまうという物語。
小さな身体になった目線でみる日常の世界・・・
埃の脅威、水の恐怖、虫のモンスター感やそこから見えてくる幸せ。
小さなビスケットが、大きな岩のごとくそびえたっている。
おいしそうだった・・・
想像力に溢れているこういう作品を少年少女に勧めたい。
P.S.監督は『スターウォーズ』のジョージ・ルーカスが立ち上げたSF会社ILMのSFXマン、ジョー・ジョンストン。
想像力の世界を見事に映像化。見ごたえのある作品です！！
