MoscatoBianco

かくも長き不在のMoscatoBiancoのレビュー・感想・評価

かくも長き不在(1960年製作の映画)
3.0
ワイ的には終わったかなと思いました。

たとえ人違いであっても、記憶が戻っていなくても、もしテレーズさんをお好みであれば、アルベール(かもしれない人)は、ちょっくら同居させていただこうかな ってなことを考えるはずです。

そうならないのはテレーズさんがアルベール(かもしれない人)のお気に召さないからであって(?)、そうであればテレーズさんはこれ以上アルベール(かもしれない人)を待っても望みは無いことになります。

あるいは、そんなことは差し置いてでも、とにかく過去は思い出したくないのかもしれません。妻らしき人と同居して、何か思い出したりなんかしたら、さぁ大変 ということです。

でも、そこまで思い出したくない過去かどうかは、記憶が無いからわからないはずなので、ワイ的結論は"終了"ということです。
強制収容所で心身に受けたダメージに対して、ちょっと配慮しなさ過ぎの結論かな?

主演のアリダ・ヴァリさん(テレーズ役)は圧が強いです。眼圧、顔圧、体圧。
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