1985年 アメリカ 監督 クリント・イーストウッド
キャスト:クリント・イーストウッド
本格的、しかしシンプルな西部劇
クリント・イーストウッドが観たくなったら観ましょう。俳優クリント・イーストウッドの魅力爆発。
しかし、ここまで自分のカッコ良さをしっかり知っていて、それを映画にするか?俳優というのは、ナルシストだな。この映画観てたらそう思うでしょう!それぐらいカッコいい。
鉱山主に牛耳られているある町。そこに、鉱山主に抵抗する一家があった。顔役の圧力が増大する中、この町に一人のガンマンで実は牧師の男が現れる。その男は、この顔役の脅しに屈服することなく、村人に立ち向かうことを教える。
ペイルライダーとは、ヨハネの黙示録の四騎士のうち、死を司るとされる第四の騎士のことだそうだ。
村の娘は彼のことを救世主と思い、恋もする。実際、あたかも、神のような現れ方、消え方をする牧師。そういう彼女の心理を映像にしている節がある。
まあ、色々理屈をつけても、最後の決闘シーンが見せ場であることをクリント・イーストウッドも嫌というほど知っていて、そこにドラマを収束させてくる。西部劇を何本も撮ってきた彼だけに、盛り上げかたを憎いぐらいに知っている。
本格的西部劇。楽しみましょう。
#2022-107
死ぬまでに観たい映画1000-29す