ヨハネの黙示録、第6章。
「…私は見た、そして蒼白い馬が現れたではないか。その馬に乗っている者、その者の名前は"死"と言い、彼の後に、黄泉の主が付き従っていた…」
クリント・イーストウッドさん演じる牧師が強すぎる。そして知的すぎる！長身に襟元を締めた牧師服が似合ってて、だからこそクール。
美しい母親と若い娘、男どうしの友情、砂金採りの村、村から出て行くか残って闘うかの話し合い、悪玉保安官、クライマックスの決闘、娘の淡い恋心の行方、小さな小屋で家族が用意したささやかな夕食と主人公が唱えるお祈り。「与えられし糧に深き感謝を」「アーメン」。アメリカの開拓期やなぁ。
西部劇のすべての要素が詰まっている映画です。理屈抜きで楽しみましょう。
