こちらかなり前に観てたのだけど、ほぼ忘れてて、三船敏郎の切腹シーンだけ強烈に印象にのこってた。
基本的には再現ドラマ的な演出なのだけど、要所要所だけ岡本喜八監督らしく極端に演出されてて、強弱はげしい。
終戦が決まった1日が、一歩間違えればクーデターが成功し、日本をより泥沼の状態に引きづり込んでいたかもしれないものだったとは。いや、それ以前に、軍部とメディアの妄信がなければ、広島と長崎への原爆投下もなかったかもしれない…。
役所広司と本木雅弘、松坂桃李のリメイク版のほうは、阿南が当初から戦争終結の落とし所を探ってるし、しっかりドラマとして作り込まれてるので観やすいけど、だいぶマイルドだった気が。あれはあれで別物として良かったけど、やはり岡本版こそ一度は観るべき。
イスラエルとハマスの停戦が決まったようで、よかった。。
