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ミイラ再生のkazu1961のレビュー・感想・評価

ミイラ再生(1932年製作の映画)
3.5
▪️JP Title :「ミイラ再生」
Original:「The Mummy」
▪️First Release Year : 1932
▪️JP Release Date : 1933/07/20
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-549 再鑑賞
🕰Running Time : 73分
▪️Director : カール・フロイント
▪️Writer : ジョン・L・バルダーストン
▪️Music D : ※※※
▪️Cast. : ボリス・カーロフ、ジタ・ヨハン、デヴィッド・マナーズ、アーサー・バイロン
、エドワード・ヴァン・スローン
▪️My Review
オープニングの数分ですが、全身包帯でヨロヨロと歩いてくるミイラは、その後のミイラ観を決定づけました。本作、ミイラをテーマとしたホラー映画の元祖で、世界的にヒットしてミイラ物というホラーの分野を確立した作品です。
しかし後々に映画化されていくミイラが墓を暴いた事への復讐などのおどろおどろしい展開の作品ではなく、元祖はツタンカーメン王の呪いの実話をベースにしながらも、静かで切なく、どちらかといえば、モンスター要素は少なめな時代を超えたロマンス映画なんですね。いわゆる伝奇ロマンスでしょうか。
1931年に『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』を連続ヒットさせたユニバーサル映画が、フランケンシュタイン・モンスターを演じて一躍怪奇スターとなったボリス・カーロフを主演に起用して製作したホラー映画作品です。前2作とは違って原作小説を持たない実話から創起されたオリジナル作品です。1921年に世界的な話題を呼んだツタンカーメン王墓の発掘を題材としています。

物語は。。。
太陽神の教えを破り、エジプトの女王を甦らせようとした高僧カーリスは、罰としてミイラにされてしまいます。そして長い年月を経て発掘されたミイラは、女王の面影を持つ女性を追って殺人を繰り返しますが。。。

▪️Overview
「フランケンシュタイン(1931)」「魔の家(1932)」のボリス・カーロフが主演する映画で、名キャメラマンとして世界的に知られているカール・フロイントが監督昇進第一回作品として監督したもの。「全米軍」「ボルネオの東」のリチャード・スカイヤーがニナ・ウィルコックス・ヴェトナム女史と共同して書き下ろしたストーリーをジョン・L・ボルダーストンが脚色した。撮影は「北海の漁火」「楽園の大河」のチャールズ・スティーマーの担当である。助演者は「虎鮫」のジタ・ジョハン、「最後の偵察」「魔人ドラキュラ」のデイヴィッド・マナース、「フランケンシュタイン(1931)」「魔人ドラキュラ」のエドワード・ヴァン・スローン、「龍の娘」「悪魔スヴェンガリ」のブラムウエル・フレッチャー等。(引用:映画. com)
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