さかい

沖縄やくざ戦争のさかいのネタバレレビュー・内容・結末

沖縄やくざ戦争(1976年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

①大人の事情で沖縄ロケができなかったらしく、努力の跡は見られるもののどうにも沖縄感が足りない
②後半いかにも映画なドンパチ路線になるのが、『仁義なき戦い』を基準にみてると荒唐無稽な感じがしてしまった(でも犬の散歩中にやられたのは実話が元らしい)
…という2点が全体としては気になった。
②はそういう映画だからとわかった上でまた観れば楽しめるかもしれないが、①はなんとも惜しい

キャストは大物揃い
松方弘樹は、落ちに落ちぶれて大阪ヤクザに助けを請う場面の目にぞっとした
千葉真一は、体重が無いかのようにフッと跳んでスッと机に乗る動きがさすがの身体能力
成田三樹夫は仁義なき戦いのクールでカッコいいキャラとはほど遠い小物っぷりで笑った。ほぼ沖縄版槇原
地井武男は有名な人だけど映画の出演作をみたのはほぼ初。調べてみると犬神家の一族だけ観たことがあった。自分には柳生十兵衛といえば最初に思い浮かぶ人は千葉真一でなく地井武男(アニメ版サムライスピリッツの十兵衛の声だった。なお覇王丸の声が香取慎吾!笑)






ところで正剛って珍しい名前なので
総務省役人への違法利益供与が報じられた、大学卒業後バンドマンのち総理秘書官のち大手放送会社・東北新社の菅正剛氏を連想せずにおれませんでした
世間では風化・鎮火ムードですが忘れてません
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