サーフ

ロード・オブ・ドッグタウンのサーフのレビュー・感想・評価

3.7
クソガキ共のスケートボード青春物語。

アメリカ西海岸のベニス、通称ドッグタウン"で暮らすトニー、ステイシー、ジェイの3人はスケートボードに毎日を費やしていた。
ある日、3人の兄貴分的な立ち位置のサーフショップのオーナー、スキップの発案によりスケートボードチームが結成される事に。
大会に顔を出し、優秀な成績を収めていった3人の元に他のチームから引き抜きのオファーが。それを境に彼らの関係性が次第に変わってく…と言うのが大まかなストーリー。

3人はバカ騒ぎしながら好きな事だけで毎日を明け暮れるという怠惰な青春。
ただ好きな事をやっていただけなのに耳目を集め、楽しいだけの"スケートボード"にお金が絡みだし、次第に3人の関係性にヒビが入り出すという展開はかなりシビア。
シビアだけどどんな事があっても3人の「スケートボードが好き」という気持ちが変わらないからこそのラストの清々しい青春へと繋がってく。

劇伴の音楽も良き。60~70sのカラッとしたロックとスケートボードの親和性最高。
サーフ

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