ピカル

チンチン55号ぶっ飛ばせ!出発進行のピカルのレビュー・感想・評価

3.4
1969年、私が小学生の頃はあんな時代だったのだなあ。頬を平手打ちされた女性が、そこに男らしさを感じてしまうなんて、その男が、坂上二郎さんで、おそらく観客も当然のごとく見ていたとはね。ピンキーとキラーズ、皆川つとむの黒猫のタンゴ、中山千夏のあなたの心に、が劇中に流れる。広い空、黄色に赤い横線の描かれた都電の車両が、大量に並ぶ操作場。あり得ないストーリー展開はともかく、年寄りには懐かしさだけで楽しめる映画だった。
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