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モデル連続殺人!のyasu555overseasのレビュー・感想・評価

モデル連続殺人!(1963年製作の映画)
4.8
さっきアマゾン・プライムでレンタル代を払って、見ました。色を強調したダークな映像はダリオ・アルジェントの作品「サスペリア」「インフェルノ」に共通した幻想的な映像美やセットな色のマネキン(フランスからの由来の言葉)人形、建物内に照らす色彩が上手くて良かったです。マスクを被ってボーラーハットを被った黒いジャケットの殺人者による残虐な殺人とジャーロ映画の原型を留めた本作はダリオ・アルジェントを初め、色んな映画監督達に多大なる影響を与えたのやと実感しました。

モデルショウに出演する予定やったモデル女性イザベルが何者かに殺されて、殺人事件の証言者のモデル女性達も巻き込まれていくというストーリー。

イザベル、ペギー、ニコル、グレタを殺したのは誰が犯人か? 電話のフランクか?モルラキ(Morlachi)か? 途中、ペギーが赤い日記帳を見つけた事であの赤い日記帳がそんなに重要な日記帳だと理解して、殺人がエスカレートしていく展開になり、他の邪魔なモデル女性も殺して、警察に勾留された3人の中で誰が犯人か気になる流れでしたが、解放予定やったクロスハーツが付いた黒の入れ物を取り出した1人の男こそが犯人やと勘付きました。その男が秘密扉へと通じる地下室へ降りのを見た時、モルラキが犯人でもう1人共犯がいたのが意外であの伯爵の女性やったとは

最後の邪魔な女性(タオ)を溺死させ、自殺に見せ掛けた伯爵な女性は最後、自分を利用してたモルラキを殺して警察を呼んで共倒れになるオチはなかなかないミステリー・サスペンス・ホラー映画で良かったです。