このレビューはネタバレを含みます
ホラー映画
近所から後ろ指を刺されることもなく、職場の同僚からいじられることもなく、親戚も理解があって、子供たちは素直に懐き、死んだ奥さんの家でそのまま普通に暮らしましたとさ、おしまい。
これあまりの幸せ完成度の高さに最後のシーンで寒気がした。
『危険な情事』を期待してしまう昭和世代だが、よく考えたらこちらの作品のほうがよっぽど恐ろしい。
タイトルの『幸福』とは京都のアノ独特の言い回しということなのか?音楽が効果的に使われており、変調させているのでさらに怖かった。
この時代のファッションが素敵。