悪魔の棲むYeah

幸福(しあわせ)の悪魔の棲むYeahのレビュー・感想・評価

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)
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Filmarksのあらすじ、終盤に起こる出来事までさらっと載せてるのまずいだろ。ということを初めに書いておきたい。

主人公夫婦と小さな子供たち、演者のみなさんとも姓がドルオっていうんだけど、実際の家族なのかどうなのか。両腕にひとりずつ子供を抱え上げる父親の姿なんかがごくごく自然で、実際の家族だとしたら、そこに意味を持たせているのかいないのか。どうなんだアニエス?

幸福(しわよせ)

主人公の男(父親)の自己愛というか欲望に忠実なところがいやーんて感じで、昨今の言葉でいうならこういうのをサイコパスって言うんじゃ?て思いながらも、作品はこの男のことを批判的には描いてないように感じる。断定することを避けているというか。
誰しも大なり小なりこの男のように生きている、ってことなんだろうか。
どうなんだアニエス?