ぽち

幸福(しあわせ)のぽちのレビュー・感想・評価

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)
2.0
ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝き、評価の高い作品なのだが、まったく理解できなかった。

時代による倫理観の違いなのかお国柄なのか分からないが、各キャラの行動にリアリティが無く、またその行動の意味が汲み取れない。

ストーリーは単純明快なのだが、これを通して監督が何を言いたいのかが理解できない。
多分題名通り「幸福」について掘り下げているのだろうが、そんな反応するか?という疑問の方が大きく、それを通して訴えたいことが見えてこない。

解説によればシネマ・ヴェリテでラディカルな作品ということだが、これのどこが「より真実に近づける」ことをしているのかが分からない。

ただ、生物としての男女の行動は的確に表現できているので、幸福についてよりそちらの考察の方が当てはまりそうだ。

とにかく個人的には何が言いたいのか理解不能だった作品。



余談。
「嘘がつけない性格だから・・・」
いや、そんな性格の人は浮気しないでしょ。

まぁ、男の性ってことだろうな。笑
ぽち

ぽち