もうちょいで、傑作やった。いやまあほぼ傑作。冒頭から本題への導入の仕方がとんでもなく素晴らしい。後半、元カレがまたとことん最低なのが物語を上げ、小山明子の犯罪を助けようとする渡辺文雄と東山千栄子親子…
>>続きを読むヤクザ崩れの男中西に捨てられた光子は絶望し、お腹の中の子と共に死ぬために船に乗る。光子は船上で名家の新婚夫婦、忠則妙子と出会う。
夫婦はこれから実家へ初めて妻を見せにいくところだったが、突如船は沈没…
死のうと決めた最後の旅行で乗船した客船が沈没し、生還する女性。
終わらせようとしていた人生が…なんという皮肉だろう。
トークショーで話題に出た水に飲まれるシーンは唐突で一瞬。実際はかなり時間をか…
24.01.27 シネマヴェーラ渋谷
人生に悲観し自殺しようと乗った船が、原因がよくわからない大事故で乗客のたぶんほとんどが死亡した(同じ部屋にいた娘は死亡、隣部屋の結婚相手も死亡)のに、自分は奇…
このレビューはネタバレを含みます
プロットはかなり大雑把だったけど、端正なショットの連続に引き込まれた。
特に冒頭のビルの屋上シーンとお義母さんの葬式シーンはハガキとかにしてくれたら絶対に買う。
エンゲージリングの丁寧な前振りはあり…
【異文化融合】
むかし、多分25年くらい前にどこかの名画座で見たきりですが、記憶でレビューを書きます。
妊娠しながら男に捨てられたヒロイン(小山明子)が自殺する覚悟で乗った汽船。
船内で、同年配…
シネマヴェーラ渋谷での特集「日本ヌーヴェルバーグとは何だったのか(2019)」の一篇。1960年製作公開。
高橋治の作品を観ようと決めて通う。映画から作家へ。大昔、朝日ジャーナルで「派兵」というシ…
ひとりの女性(小山明子)の生きざまを描いたサスペンス映画。
全編にわたり前田憲男さんのスタイリッシュなジャズが流れ、川又昴さんの陰影を活かしたカメラワークでスクリーンに釘付けとなりました…