つん

無宿 やどなしのつんのレビュー・感想・評価

無宿 やどなし(1974年製作の映画)
-
粋な着流しで広島弁の高倉健と、白い麻の背広にカンカン帽で関西弁の勝新太郎のバディもの
はい、これだけでもぉ観たくなるでしょ。

季節が夏ってのも最高ね。
汗ビチャの勝新太郎に、全然汗かかない高倉健。
鼻血拭きながら、涙拭くカツシン、マジで最高です。

なんでカツシン演じる駒玄が、高倉健演じる錠吉にそんなに長い付き合いでもないのにここまでお節介を焼くのか、でも男同士で出逢ってすぐに、この人男としてカッコいい、惚れた、みたいなことってボチボチあるよね。
僕はある。

映画撮る側なんて考えたこともなかったけど、これ観て自分が撮るなら男同士のバディものがいいかなってちょっと思った。
昔から好きだし。
ビーチボーイズとか。

あとこの時代の映画の終わり方ってほんと突然。
つん

つん