マツモトタクシー

新学期・操行ゼロのマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)
3.0
以前から岩倉のBOOK OFFで売れ残っていたジャン・ヴィゴのボックス・セット
「アトラント号」「新学期 操行ゼロ」「競泳選手ジャン・タリス」+「ニースにて」の3枚組

若くして亡くなり作品は生涯で4本のみ配信が無くて半額弱の4000円だったので思い切って購入💿




ジャン・ヴィゴ監督作品


休みが終わり新学期いたずら盛りの少年達が寄宿舎に帰ってくるが学校は規則づくめで牢獄のようだ
校長以下の教師達は陰険で抑圧的で、そのくせ生徒の持ち物を盗んだりする
食事はいつもインゲン豆料理、操行に零点をつけられたら日曜の外出は禁止だ

寄宿学校の寮生たちの反抗が始まる
羽毛の雪の舞い散る中、革命が宣言され驚くべき自由の風がこの映画の中で吹き始める。。






以下ネタバレ


教育行政に対する教育行政に対する批判と取られ12年間上映禁止となった😱

本作は29歳で夭折したヴィゴの代表作でありフランソワ・トリュフォーの『大人は判ってくれない』に大きい影響を与えているとか😀