若大将オーウェン

天狗党の若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

天狗党(1969年製作の映画)
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天狗党が良い組織なのかと思わせといて、内実は…というのは、文芸坐の解説にも書いてたけど、学生運動の内ゲバが反映されているんだろう

偽の天狗党に翻弄されていくというのも実態があいまいだからこそ起こってくるんだろうなと

理想と現実とも見える

ただ結局天狗党が良いわけではないのはもちろん、だからと言って悪でもないというバランスで落としてみせるラスト

見終わった後にも心に残る