このレビューはネタバレを含みます
あんなあからさまに待ち伏せしててよくバレなかったんだな。
時系列を前後させる構成が成功しているのかどうかは難しいところだけど、自分としては分かりにくかった。
後半の事件後の逃亡劇はけっこう入り込めたけど、それまでがちょっと地味な感じ。
主人公に逃げてる緊張感がないのがちょっと気になった。往来で事件のことを大声で話して人に聞かれちゃったり、足跡をたどりやすいように居場所を書いた置き手紙を置いてきちゃったり、けっこう迂闊。ボーッと故郷の景色を見納めてる場合じゃないし、ぬっくんを帰らしたらヤバイのわかるでしょ?