Ryan

ティムバートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス 3DのRyanのレビュー・感想・評価

4.7
自分を形成してくれた作品の一つ


ストーリー
ハロウィンタウンに住むカボチャ大王ジャック・スケリントンは、毎年繰り返す祭りの準備に嫌気がさしていた。ある日、森で偶然クリスマスタウンに入り込んだ彼は、その光景に心を奪われ、ハロウィン風クリスマス計画を思いつく。


監督 ヘンリーセリック


小さい頃から鑑賞し、かなりの影響を受けた。私の夢はお化け屋敷に住む!と小学生の時に明言するぐらい好きだった作品。
この作品はストップモーションアニメーションでありながらファンタジー色とホラーティックな世界観がよくマッチングした異色の作風でありティムバートンを世に知らしめた名作。
ジャックとサリーなど登場キャラクター達はまるで生きているかのような生き生きしたこの表現力や細部まで作り込まれた世界観には脱帽である。
こんな映画ないかな?こんな映画みたいな?の代表作。
今見ても色褪せない面白さ。
落ちない終わり方
全てのシーンが愛おしく何回も巻き戻して観たい。さらには音楽もすごく良く、思わず口ずさむ。

ハロウィンの物語なのにクリスマスって何事!?と小さい頃感じていたが今見ると「ああ。なんだ天才なのか。」で終わる。
それぐらい素晴らしい作品。


原作原案はティムバートンで興行的に成功した。3年の制作日数がかかりティムバートンはこの時バットマンリターンズの撮影中で泣く泣く監督を譲る。答え、監督はほぼティムバートン。

ディズニーというだけあってお客さんに若者が多く始まる瞬間まで大きな声で騒ぎ、さすがにうるさいと思うのと同じタイミングで映画が始まるとピタッと騒ぎ声が止まった。これもきっとこの映画が面白いからに違いない!


世の中にはこんなに面白い映画が存在している。感謝
Ryan

Ryan