ガブXスカイウォーカー

ゴールデン・チャイルドのガブXスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ゴールデン・チャイルド(1986年製作の映画)
3.0
数十年ぶりの再鑑賞。
今作のエディ・マーフィーはなんと千年に一度生まれるゴールデン・チャイルドを悪魔から救う選ばれた存在だ。お得意のジョークのマシンガントークは健在・・・・・・にもかかわらず、なんだこれは? エディ・マーフィーは大ヒット作『ビバリーヒルズ・コップ』(1984)後の全盛期だと言うのに、何か気に入らないことでもあったのか、覇気を感じられない(吹き替え声優の下條アトムがこれまたヘタクソ)。さらに演出やアクションもまるで盛り上がらない。ヒロイン、シャーロット・ルイスは拳法の達人と言う設定なのにアクションはスタントウーマンもろバレでシラケさせてくれる。
だが、特撮はまだCGなんてない時代に、金をかけており、魔法で空き缶が踊るシーンや悪魔とのバトルなど短いながらもちょっと見応えはある。
今作は正直言って僕は乗れなかったけど、エディ・マーフィーはとにかく主演(ベッドシーンまである)なのでファンならば楽しめるオカルトコメディアクションと言ったところだろうか。