井出

コブラ・ヴェルデの井出のネタバレレビュー・内容・結末

コブラ・ヴェルデ(1988年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

文字の原色づかいがファスビンダーぽい
役者がやばい
ロケ地とか道具とかエキストラとか徹底してる、面白い、まさにそこにその世界がいままでもこれからも続いているような感覚を抱く、監督ストイックすぎる、リアルに忠実にやりすぎてて怖い
やぎにもパンあげるときのカメラ撮り方やばい
派手なのに、カメラの動きにあまり飾り気はない、荒々しさで一貫してる
人々がなぜか彼を恐れ、惹かれる、そういう魅力がこの映画にはある気がする、カリスマ的で、凡人には論理で説明できないような魅力が隠れてるような気がする。
彼のセリフひとつひとつが普通とは違っているような意味合いをもっているような気がする、自分たちとは違うように世界が見えてるようで好奇心が湧いてくる、ヘルツォークら作り手数人にそういう気質がないと作れない、とにかくすごくて、エネルギーに溢れている
アフリカの文化なのか、いいね
信号がやばい
民族音楽、彼らには尊厳がある
ここまで来た、階段はある、先はある、でも登れない、限界、奴隷制の、コブラの
奴隷制への批判、過ちという表現の甘さ、重大な犯罪、奴隷は人の心に埋め込まれ人間を破壊する、奴隷というレッテルを貼る側はられる側どちらも破滅する、逃げ惑う、彼には乗る船もない、それでもかれは全力で、なんかいいラストだな
井出

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