サガン

オーロラの彼方へのサガンのレビュー・感想・評価

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
4.3
◆映画をみる理由◆
こんなエモい作品があったとはっ
~オーロラの美しい晩に無線で交信した相手は亡くなったはずの父だった~

過去を改変したら現在に変化を起こせるのか?
こんなに過去に干渉したら隕石でも落ちそうってくらいの豪快タイムパラドックスです

1969年の古き良きアメリカ設定が良き♡
家族と野球をこよなく愛す熱血消防士のお父さん
ずーっとchief呼びしてるの萌える

サスペンスで飽きさせず観終えた気分は最高!!
ここまであったかいハッピーエンドは久しぶりだ~
ご都合主義でOK、自分が映画を観る理由って感動したいからだなーって思った。

時間イジり系は手垢がつくほどありますが、それは私たちの時間を自在に旅したい欲求、未来への憧れ、過去への後悔など至極人間らしい感情に根ざしてるから

岩井俊二『ラストレター』の
「誰かがその人のことを想い続けていたら、死んだ人も生きてることになるんじゃないでしょうか」って台詞が好きで、それを思い出した
家族を持つ人たちだけでなく
大切な人を亡くした人をも切なくあたたかくさせる作品でした

※サラッとインサイダー案件、おおらかでよろしい笑
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