ほた

アリスのレストランのほたのレビュー・感想・評価

アリスのレストラン(1969年製作の映画)
3.5
学生のころ深夜の地上波で観て、そのあとDVDも購入した。若者の真剣・滑稽・悲哀がきちんと示されるぶん、相対的におっさんヒッピーのダメ感が際立つ。結局のところ若者たちは離れていく。
アーロらが去るラストシーンは、アリス夫婦が時代に取り残されるような寂しさを感じた。
初見時はアーロ世代、今はもうアリスの世代。ひとつ時代に生きていても世代によっていつもグラデーションがあることを肝に銘じつつ、おっさんの姿は他山の石としたい。
徴兵検査に行った先での軍人、何言ってんのかわかんなくて笑った。
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