このレビューはネタバレを含みます
フォレストの人生を描く映画
なんというか全体通してフォレストのIQの低さがわかる描写が続くのですが、それを全く悲観しないむしろププって笑えちゃう場面がたくさんありました。
(もちろん、IQの低さは必ずしも悲観するものではないと思うのですが)
何かIQの低さや障害ってやはり多くのメディアでは乗り越えるべき「壁」や受け入れるものみたいな描かれ方が多い気がしているので、ププって笑えることが許される空気感リズム感には新鮮味を感じました。
あとは実際にあった事件やら実在の人物が出てくる描写も。ちょこちょこ出てきましたが描き方・オマージュ?がシンプルに面白い。
しかも面白いだけじゃなくて…
フォレストという存在はもちろんフィクションだとわかりつつもフォレストみたいな人は実際いるのだろうと想像力を働かせる役割もあるのかな。
印象的だったのは子供が産まれたよって時にフォレストが動揺してすぐ喜べなかったシーンかな…
ほんで中尉はカッコ良すぎた…
全体として流れている空気感がとても軽やかで、どっぷり世界観にハマりすぎず、でも楽しめて考えさせられもする…
何だか色々贅沢な映画なのかもしれないです。